石川陽生七段アメリカ漫遊記 2010ニューヨーク観光編

4月3日から11日までアメリカに行きました、ワシントンDCに行く予定が事情があってキャンセル、今回はニューヨークだけの滞在でした。


ウォール街のシンボル 牛の像


ワシントン初代大統領の像

ここはフェデラルホールという建物で、大統領就任式が行われた場所です。

ウォール街のビジネスマンだけでなく観光客で賑わっていました。

この右裏手に2分ほど歩くと、今回の全米大会会場となったホテルがあります。


大会のバナーとトロフィーです。

ニューヨーク将棋クラブの会員に商業ロゴのデザインをやっている人がいて、2000年の世界大会からロゴを作っています。
その人は、NYヤンキーズのスタジアムで、日本企業が出した広告もデザインしたことがあるそうで、報酬は高いのですが、将棋大会の物はボランティアで作ってくれます。
大会のバナーがかっこいいのは、ニューヨーク将棋クラブの自慢の一つです。


全米大会はずっと30人ほどの規模です。今回の参加数も例年並みでした。
ニューヨークまで西海岸からは飛行機で約6時間のフライトですが、
サンフランシスコやロサンゼルスからも10人近くが参加、大会への情熱を感じます。その他シカゴやフィラデルフィアからも参加者が来ました。

 

決勝戦はサンフランシスコの東野徹男さんがアトランタから参加した二神さんを破り優勝しました。
東野さんは2003年にアマ竜王戦優勝の実績があり、順当な優勝と言えますが、
前チャンピオンの野澤さんとの対戦や、13年ぶりにアメリカ勤務で、大会に戻ってきた
元チャンピオン渡辺さんとの対戦は熱戦でした。
決勝戦棋譜


子供大会は、大会2日めの午前中に行いました。

ニューヨーク将棋クラブが定期的に指導している日本語補習校の生徒が主に参加しています。

今回で5回目になりますが、最初の頃に比べてだいぶ強くなった子もいます。


ヴィレッジのチェスクラブで撮りました。いろいろ変わったチェスセットが
ディスプレーされていて、たくさん写真をとりましたが、ショーウィンドウ越しなので なかなかうまく撮影できませんでした。

その中から折り紙のチェスの写真を選びました。


ワシントン・スクエア・パークのストリートチェス


退役した潜水艦が公開されていて・・・

食堂のテーブルがチェスとバックギャモンのボードになっているので撮影しました。


季節が良くなってきたので東京でも、デジカメを持って散歩するようになったのですが、ニューヨークのほうが、絵になる景色が多いと感じています。

東京の建築物は、耐震構造を重視した近代的なビルばかりでおもしろみが無いのでしょう。

桜が満開のこの写真は、セントラルパークで撮りましたが、後ろのビルがかっこいいと思っています。


この2枚は、大会会場に近いダウンタウンの風景。
 マンハッタン島の南端バッテリーパークから見た自由の女神と、イーストリバーの対岸から見たブルックリン橋とマンハッタンのダウンタウンです。船がアクセントなので乗り物写真かもしれません。


ついに自分の趣味に走った、乗り物写真です。たくさんあって難しい選択ですが、厳選の上の3点です。

一枚は鉄道ファンのためにニューヨークの地下鉄。

埠頭に係留した空母が、そのまま博物館になっている、イントレビッド博物館

 

ここはお気に入りの場所、飛行機マニアの地が騒ぎ、写真を撮りまくります。

その中から超音速旅客機コンコルドと、艦橋からフライトデッキを撮った写真。

 

ヘリコプターが並んでいます。