2011年7月 窪田空穂生家将棋教室

平成23年7月23日(土)

北部遠征師団長


今年もやっとこの季節がやってきました
どうやら待ち遠しかったのは子供達だけではなかったようです(笑)
支部の皆さんは到着早々棋譜並べに盛り上がっていました
こうした風景も道場では見られなくなったなぁ…
やはり、この教室は我々にとっても大切な場です


おっ!
早く来ると良いことが♪
庭を散策中の門倉先生は気さくに応じてくれます
門倉先生の方から歩み寄ってくれたのが印象的でした

 

どうやら今回は過去最高の80名ほどが参加されたようです
多過ぎて受付が間に合わず、はっきりした人数はわからなかったとか


向かって右から石川陽生七段、勝又清和六段、田中悠一四段、門倉啓太四段です
以下は挨拶の抜粋

石川先生
返事や挨拶がよく出来ているので、これから指すのが楽しみです
こうした建物を大切にしていって下さい
今日は、何かを感じとってくれたら嬉しいです


田中先生
素晴らしい建物のもとで、伝統文化を体験して楽しめたら良いと思います
礼儀作法を大切にして下さい


勝又先生
今日は一日楽しみたいと思います
わからないことがあったらなんでも聞いて下さい

門倉先生
プロになったばかりでこうした経験は少ないですがこんなに沢山の子供達がいて驚きました
礼儀作法を守って、相手を敬う気持ちを持ってほしい
今日はしっかり楽しんでほしいと思います


馬場支部長
人数が増えて嬉しいです
今日はゆっくり真剣に楽しんでほしいです

 

勝又先生はお忙しい中、当日の来訪でした
ちなみに、あずさが登山客で超満員だったらしく、甲府駅まで立ちっぱなしだったとか( ̄▽ ̄;)
しかも、前日、前々日合わせて80局を越える指導をしてきたとか…w(゜o゜)w
プロがすごいのか、勝又先生が特殊なのか
本当に驚きです

ちなみに、月曜からも中学でご指導だそうです
ひぇ~


模範対局の様子です
こうして見ると壮観ですね
でも、子供達がこれだけ集まっても、しゃべり声一つ上がりません 皆静かに見入っています
石川先生の作法の解説や駒を真ん中に置くという注意点など、ちゃんと聴き入っていました

 

振り駒は子供達の代表者がしてくれました
とても大切な作業なので、かなり緊張した様子です
確かに、こんな機会は滅多にありませんからね

 

時間の関係で指しかけに

田中先生から一言
駒を升目の真ん中に置いて相手にもわかりやすくしてあけましょう
将棋は勝負の側面が強いかと思いますが、こうした思いやりを持って相手に対する所が面白いです
だから将棋で皆仲良くすることが出来るんですね

 

門倉先生から一言
持ち駒もちゃんと相手に見えるように置きましょう
最後も「負けました」「ありがとうございました」と挨拶をしましょう

やはりプロの皆さんは将棋に対して同じ意識を持っていらっしゃるようで、どなたも相手に対する思いやりを忘れません
僕たち長野県将棋界に携わる人間同士も、共通意識として、思いやりの気持ちを忘れずにいなければいけませんね