7月10日に開催された空穂教室の様子は、7月18日(日)付けの信濃毎日新聞「こども新聞欄」に掲載されました。
信毎こども記者クラブの二人が教室の様子やプロ棋士の先生方へのインタビューをわかりやすく素敵にまとめてくれました。
見逃してしまった方は是非、図書館などでご覧くださいね!
実際にこども記者さんがインタビューのときにとったメモをそのままいただきました。
紙面には掲載しきれなかったお話満載です。
こども記者さん、ありがとうございました。
Q.将棋の楽しいところは?
自分で全部決められるところ。負けても自分の責任だから。
勝つか負けるかドキドキするところ。
プロ棋士はみんな算数が得意。「盤上の計算」。計算が速くなる
Q.子どもの頃なりたかった職業は?
小学生の時、1年から6年まで少年野球に入っていた。
プロ野球選手の長嶋、王選手などに憧れていた
Q.健康法は?
先週、朝10時から夜中2時まで16時間、200手以上の対局をしました。
糖分と水分が大切。脳が20%使う。食べても食べても太らない。食べないと脳が働かない。
だから、「朝飯をしっかり食べること」です。
Q.小さい頃なりたかった職業は?
算数が大好きだったから、プロ棋士以外だったら「システムエンジニア」か「数学の先生」
中学三年生で将棋大会でいい結果を出し、その時インタビューされて答えたのは「システムエンジニア」
Q.1年に何回くらい対局をするのですか?
年に35回~40回くらい対局します。多い人は60局くらい。目標です。
Q.子どもの頃、憧れていた棋士は?
羽生名人です。
Q.子どもはどうしたら将棋が強くなれますか?
(しばし、う~ん…と頭をかかえて)
時間をかければかけるほど。何でも。 1日3時間ぐらいやっていた。勉強はあまりしなかった。
Q.将棋の魅力は?
王様をとられたらおしまい。だから、失敗しても王様をとればいいからスリリングで面白い。
プロでも間違えることが多い。逆転しやすい。自分が正しい手を指し続けても負ける時もある。
Q.好きな戦法は?
『飯島流引き角戦法』 角があまり好きではなかったが、独自にこの戦法を編み出してから角が1番好きになった。
Qどんな戦法ですか?
7六歩は必ず。でも引き角戦法は角を引く。ふつうの定跡としては少しおかしい。
でも羽生さんも「将棋は無限の可能性がある」と言っていて、定跡にとらわれない。
定跡書をみんな読むが、自分で考えて自分の将棋を作っていくのが大切だと思う。
教科書も暗記とかするけど、新しいことをしようとするとむずかしい。定跡を作るコツ、発明者みたいにやっていく。それをみんなに伝えられるといい。
Q.プロ棋士以外の職業だったら何になりたかった?
勝負事が好きだった。
家はラーメンやうどんの製麺所をやっていた。手伝いもしていたがそば屋にはあまり興味がなかった。
でも男1人だったので、プロ棋士じゃなかったら製麺所だったと思う。
親には半分くらい反対もされたがプロ棋士になりたかった。今は理解してくれている。これから頑張って恩返しをしていきたい。
今日みんなと将棋を指したが、有名になれば「この人とやった!」と思われるから頑張りたい。応援してほしい
Q.みんなにメッセージ
将棋を難しいと思っている人がいると思うが、気軽に、礼儀作法や駒の動かし方を覚えれば大丈夫。
そしてプロが来るところに行って自分からやってほしい。
Q.升田幸三賞を受賞して
2010年3月31日に受賞を知らされました。喜び半分驚き半分。
将棋界ではとても権威のある賞で、受賞したあといろいろな方にメッセージやメールをもらいました。
とても驚きながら日々過ごした。 2、3個賞をとれるようにしたい。人に認められるようになりたい。
Q.具体的な目標は?
今は七段。最終的には名人、竜王。
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